空き家はシロアリ被害に注意!発生理由・見分け方・対策を解説

空き家管理・害虫対策

空き家はシロアリ被害に注意!
発生しやすい理由・見分け方・対策を解説

誰も住んでいない空き家では、 換気不足や雨漏り、湿気などによって、 シロアリ被害に気づくのが遅れることがあります。

シロアリは木材を食害するため、 被害が進むと床や柱など建物の重要な部分へ影響する可能性があります。

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空き家とシロアリ被害のイメージ

空き家では、なぜシロアリ被害に気づきにくい?

空き家だからといって、 必ずシロアリが発生するわけではありません。

ただし、人が住んでいる家と比べると、 建物の異変を日常的に確認する人がいないため、 被害を発見するまでに時間がかかることがあります。

空き家で注意したいポイント

特に、湿気が多い、雨漏りがある、 床下の通気が悪い、 木材や段ボールなどが長期間置かれている場合は、 建物の状態を定期的に確認しておくことが大切です。

空き家でシロアリ被害が進みやすい理由

① 換気不足で湿気がこもる

長期間窓を閉め切った状態では、 室内や床下に湿気がたまりやすくなります。

② 雨漏りに気づきにくい

屋根や外壁から雨水が入っていても、 誰も住んでいないと発見が遅れる場合があります。

③ 木材や物が長期間放置される

床下や建物周辺に木材、段ボールなどが置かれたままだと、 湿気がこもる原因になることがあります。

④ 定期点検されない

人が暮らしていれば気づく床の違和感や羽アリなども、 空き家では見逃されやすくなります。

シロアリ被害を受けた木材のイメージ

シロアリ被害を疑うサイン

空き家を確認するときは、 次のような変化がないか見てみましょう。

  • 床がふわふわする、沈む感じがある
  • 柱や木部を叩くと空洞のような音がする
  • 木材がもろくなっている
  • 床下や基礎周辺に蟻道のような土の筋がある
  • 春から初夏ごろに羽アリを見かけた
  • 雨漏りや水漏れが続いている
  • 浴室・洗面所・キッチン周辺の木部が傷んでいる
見た目だけでは判断できない場合があります。
床下や壁の内部など、 普段見えない場所で被害が進んでいる可能性もあります。 無理に床下へ入るのではなく、 不安がある場合は専門業者へ確認を依頼する方法があります。

シロアリ被害を放置するとどうなる?

建物の木部が傷む

土台、柱、床組などの木材が食害されると、 建物の状態に影響する可能性があります。

修繕範囲が広がる可能性

被害発見が遅れるほど、 駆除だけでなく木部の補修などが必要になる場合があります。

売却時に影響する場合がある

建物の状態は、不動産売却時の査定や買主の判断材料の一つになります。

空き家管理の負担が増える

シロアリ以外にも雨漏りや腐食などが重なると、 維持管理の負担が大きくなる場合があります。

空き家所有者が自分で確認できること

専門知識がなくても、 空き家へ行った際に確認できることがあります。

  • 建物周囲に木材や段ボールを長期間置かない
  • 床が沈む場所がないか確認する
  • 雨漏りの跡がないか確認する
  • 浴室・洗面所など水回りの木部を見る
  • 基礎周辺に不自然な土の筋がないか確認する
  • 可能な範囲で換気する
  • 庭木や雑草が建物へ密着していないか確認する
無理をしないことも大切です。
老朽化した空き家の床下や屋根裏へ自分で入ることは、 転倒や踏み抜きなどの危険もあります。 見える範囲で確認し、不安があれば専門家へ依頼しましょう。

シロアリ専門業者へ相談した方がよい目安

次のような場合は、 専門業者による点検を検討するとよいでしょう。

羽アリを見つけた

建物周辺や室内で羽アリを多く見かけた場合。

床が沈む・きしむ

床や木部に明らかな違和感がある場合。

雨漏り・水漏れがある

木材が長期間湿った状態になっている可能性があります。

長期間点検していない

築年数が古く、何年も建物内部を確認していない場合。

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シロアリ被害が心配な場合は、専門業者へ相談する方法もあります

シロアリ被害は、 床下や壁の内部など、自分では確認しにくい場所で進んでいる場合があります。

「シロアリかどうか分からない」 「空き家を売却する前に建物の状態を確認したい」 という場合は、 専門業者へ相談して点検・対策を検討する方法があります。

空き家のシロアリ対策でできること

定期的に建物を確認する

空き家へ定期的に足を運び、 雨漏り、水漏れ、床、柱、外壁などの異変を確認します。

換気・湿気対策をする

可能な範囲で換気を行い、 建物内部に湿気がこもり続けないようにします。

雨漏りや水漏れを放置しない

屋根や配管から水が入っている場合は、 シロアリ対策だけではなく、原因となっている箇所の修繕も検討します。

建物周辺を整理する

廃材、木材、段ボールなどを 建物周辺へ長期間放置しないようにします。

必要に応じて専門的な防除を行う

建物の状態によっては、 薬剤処理などの専門的な対策が必要になる場合があります。

シロアリ被害がある空き家でも売却できる?

シロアリ被害が見つかったからといって、 必ず売却できなくなるわけではありません。

ただし、被害の場所や程度、 修繕の必要性などによって、 買主の判断や価格に影響する可能性があります。

売却前に確認したいこと
被害が疑われる場合は、 「駆除してから売るのか」 「建物の状態を説明したうえで売却するのか」 「建物を残すのか、解体するのか」など、 不動産会社や専門家へ確認してから判断しましょう。
シロアリだけでなく、空き家全体の問題も整理したい方へ

シロアリ被害が見つかった空き家では、 片付け、修繕、売却、解体など複数の問題が関係することがあります。

空き家の相談窓口

修繕・売却・解体など、何から判断すればよいか整理したい方へ。

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空き家とシロアリのよくある質問

Q. 空き家なら必ずシロアリが発生しますか?

いいえ。空き家だから必ず発生するわけではありません。 ただし、湿気や雨漏りなどの問題があっても発見が遅れやすいため、 定期的な確認が重要です。

Q. シロアリ被害は自分で分かりますか?

床の沈み、羽アリ、蟻道などから疑える場合がありますが、 床下や壁内部など見えない場所の状態までは判断しにくいことがあります。

Q. シロアリがいたら、すぐ解体しなければいけませんか?

必ずしもそうではありません。 被害の程度や建物の状態によって対応は異なるため、 駆除・修繕・売却・解体などを比較して判断します。

Q. 売却前にシロアリ点検をした方がいいですか?

建物に被害が疑われる場合は、 状態を把握しておくことで売却方法を検討しやすくなる場合があります。 必要に応じて不動産会社や専門業者へ相談しましょう。

まとめ|空き家のシロアリ被害は「早く気づくこと」が重要

空き家では、 シロアリそのものが特別に発生しやすいというより、 人が住んでいないことで建物の異変を発見するのが遅れることがあります。

湿気、雨漏り、床の違和感、 羽アリなどのサインがある場合は、 そのまま放置せず建物の状態を確認しましょう。

シロアリ被害は、早い段階で気づけば、 駆除・修繕・売却など今後の選択肢を整理しやすくなります。