空き家所有者100人に聞いた「今後どうしたいか」調査ランキング|空き家実態調査シリーズ

空き家所有者100人に聞いた「空き家を手放した方法」ランキング調査 特集・調査レポート
空き家実態調査シリーズ|第3回

空き家所有者100人に聞いた
「今後どうしたいか」調査ランキング

空き家を所有している人は、 今後その家をどうしたいと考えているのでしょうか。

売却、解体、管理継続、0円譲渡など、 空き家には複数の選択肢があります。

今回は空き家所有者100人に 「所有している空き家を今後どうしたいか」を聞き、 その結果から所有者の考えを整理しました。

調査概要

調査対象:空き家所有者

調査人数:100名

調査内容:所有している空き家を今後どうしたいか

調査結果|空き家を今後どうしたい?

最も多かった回答は 「売却したい」32人でした。

一方で、 第2位には 「まだ決めていない」24人 が入りました。

空き家を手放したいと考えている人だけでなく、 まだ方向性を決められていない所有者も 一定数いることが分かります。

順位 今後どうしたいか 回答数
1位 売却したい 32人
2位 まだ決めていない 24人
3位 解体したい 18人
4位 管理しながら保有したい 14人
5位 0円でも手放したい 12人
「手放したい人」だけではないことが今回の調査の特徴です。
売却・解体・0円譲渡のように出口を考えている人がいる一方で、 管理を続けたい人や、 まだ方向性を決めていない人もいます。

第1位|売却したい 32人

1位 32人
まずは「売れるかどうか」を確認したい

最も多かったのは 「売却したい」で32人でした。

今後自分や家族が利用する予定がなければ、 売却して所有関係を整理したいと考えるのは 自然な選択肢の一つです。

ただし、 空き家の売れやすさは 立地、土地の条件、建物の状態、 価格、地域の需要などによって異なります。

また、 家財が残っている、 相続手続きが終わっていない、 不動産会社で取り扱いが難しいなど、 売却前に整理すべき問題がある場合もあります。

売却を考えている場合でも、最初から大きな費用をかける必要があるとは限りません。
片付けや修繕、解体をする前に、 まず現状のままで売却できる可能性を確認することが大切です。

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第2位|まだ決めていない 24人

2位 24人
「今すぐ決めない」という選択もある

第2位は 「まだ決めていない」で24人でした。

親の施設入所や相続などによって、 突然実家が空き家になることがあります。

家族との思い出が残っていたり、 兄弟姉妹との話し合いが必要だったりすると、 すぐに売却や解体を決められないこともあります。

大切なのは「結論を急ぐこと」ではなく、「現状を把握しておくこと」です。
すぐに売却や解体を決めなくても、 建物の状態、管理状況、名義、 残置物、家族の意向などを整理しておけば、 将来の判断がしやすくなります。

方向性を決めるまで保有する場合は、 適切な管理を続けることも重要です。

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第3位|解体したい 18人

3位 18人
建物を残すか、解体するかを比較する

第3位は 「解体したい」で18人でした。

老朽化が進んだ建物では、 安全性や今後の土地利用を考えて 解体を検討する場合があります。

一方で、 解体費用は建物の構造・大きさ、 立地、道路状況、 残置物などによって異なります。

解体する前に、建物を残したまま売却・譲渡できる可能性も確認しましょう。
一度解体すると建物を元に戻すことはできません。 土地の利用方法や税負担も含めて、 複数の選択肢を比較してから判断することが大切です。

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第4位|管理しながら保有したい 14人

4位 14人
将来使う可能性があるなら「管理して残す」

第4位は 「管理しながら保有したい」で14人でした。

「将来自分で使うかもしれない」 「子どもが利用する可能性がある」 「思い出があり、今は手放したくない」 などの理由から、 所有を続ける人もいます。

保有を続ける場合は、 建物や敷地の状態に応じて、 定期的な確認や維持管理が必要です。

「保有する」という選択も立派な方向性です。
ただし、 いつまで保有するのか、 誰が管理するのか、 年間の負担はどの程度なのかを 家族で共有しておくことが重要です。

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第5位|0円でも手放したい 12人

5位 12人
売却価格より「所有負担を終わらせたい」

第5位は 「0円でも手放したい」で12人でした。

通常の売却では買い手が見つからない、 管理を続けるのが難しい、 今後家族も利用しないなどの理由から、 金額よりも手放すことを優先したい人もいます。

そのような場合に検討できる方法の一つが 0円譲渡です。

売買価格を付けずに、 その家や土地を必要としている人へ 引き継ぐ方法です。

0円譲渡でも契約・登記・税金などの確認は必要です。
「0円=費用も手続きもない」という意味ではありません。 物件の状態や権利関係を確認したうえで進める必要があります。

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空き家の選択肢は一つではない

今回の調査結果を見ると、 所有者の考え方は大きく分かれています。

売却する

市場で売却できる可能性を確認し、 条件を整理します。

まだ決めない

管理を続けながら、 家族や専門家と方向性を整理します。

解体する

建物の状態や土地利用を確認し、 必要性を判断します。

管理して残す

将来利用する可能性があるなら、 適切に管理しながら保有します。

0円譲渡する

売却が難しい場合に、 次の利用者へ引き継ぐ方法を検討します。

片付けから始める

大量の家財や残置物がある場合は、 まず家の中を整理します。

大切なのは「最初から一つに決めつけないこと」です。
売却できるか、 建物を残せるか、 管理できるか、 0円でも引き継ぐ人がいるかなど、 複数の選択肢を比較すると判断しやすくなります。
まだ「どうすればいいか決まっていない」方へ

売るべきか、残すべきか。
片付けるべきか、解体するべきか。
0円でも手放した方がよいのか。

最初から答えを決める必要はありません。 空き家の状態と希望を整理して、 選択肢を比較することから始めましょう。

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状況別の相談先

家財・残置物を片付けたい

実家の家具・家電・生活用品などが大量に残っている方へ。

空き家片付けセンター →
0円でも空き家を手放したい

通常売却が難しく、 次の利用者へ引き継ぐ方法を探したい方へ。

空き家マッチングセンター →
まとめ|空き家の今後は「状況を知ってから決める」

空き家所有者100人に 「今後どうしたいか」を聞いた結果、 第1位は 売却したい32人 でした。

続いて、 まだ決めていない24人、 解体したい18人、 管理しながら保有したい14人、 0円でも手放したい12人 となりました。

空き家には、 誰にでも同じ正解があるわけではありません。

売却できるか確認する。
保有するなら管理方法を決める。
解体前に他の可能性を確認する。
売却が難しければ0円譲渡も比較する。

まだ方向性が決まっていない場合でも、 建物・土地・名義・残置物・家族の意向など 現在の状況を整理しておくことで、 次の判断がしやすくなります。