相続・売却・片付け…空き家所有者100人に聞いた「本当の悩み」ランキング

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相続・売却・片付け…
空き家所有者が抱えやすい「本当の悩み」8選

実家を相続した。
遠方に空き家がある。
売りたいけれど売れない。
大量の家財が残っている。

空き家の問題は、 一つだけではなく、 複数の悩みが重なっていることが少なくありません。

この記事では、 空き家に関する相談で生じやすい悩みを8つに整理し、 それぞれどこから考えればよいのかを紹介します。

空き家の悩みは「一つの問題」ではない

空き家というと、 「売る」「片付ける」「解体する」といった 一つの問題を想像しがちです。

しかし実際には、 相続、 登記、 家財・残置物、 管理、 売却、 解体、 税金、 家族間の話し合いなどが 同時に関係することがあります。

たとえば、 「遠方の実家を相続したが、 家財が大量に残っていて、 不動産会社へ相談しても売却が進まない」 というように、 複数の問題が重なっているケースです。

最初から「売却」「解体」など一つの答えに決める必要はありません。
まず現在の状況を分けて整理すると、 何から始めればよいかが見えやすくなります。

空き家所有者が抱えやすい8つの悩み

① 何から始めればよいか分からない

相続・片付け・売却など、最初の順番が分からない。

② 家財・残置物を片付けられない

荷物が多い、遠方、思い出の品を捨てられない。

③ 売りたいけれど売れない

不動産会社で取り扱いが難しい、買い手が見つからない。

④ 遠方で対応できない

管理、草刈り、片付け、現地確認が難しい。

⑤ 0円でも手放したい

売却価格より、所有し続ける負担を終わらせたい。

⑥ 相続人同士で意見がまとまらない

共有名義や家族間の話し合いで進まない。

⑦ 解体するか迷う

解体費用、土地利用、売却可能性を比較したい。

⑧ お金の負担が大きい

固定資産税、管理、片付け、修繕、解体などの費用。

① 何から始めればよいか分からない

最初の一歩
まず「空き家の現在地」を整理する

空き家に関する相談で特に多いのが、 「何から手を付ければよいか分からない」 という悩みです。

  • 誰の名義になっているのか
  • 相続手続きは終わっているのか
  • 家財や残置物はどれくらいあるのか
  • 現在も建物を管理できているのか
  • 売却・利用・譲渡の希望はあるのか

まずこの5点を確認すると、 次に考えるべき問題を整理しやすくなります。

「答えを決める」より先に「状況を知る」ことから始めましょう。

② 家財・残置物を片付けられない

片付け
実家の荷物は想像以上に多いことがある

長年生活していた家には、 家具・家電・衣類・食器・布団・書類・写真など 多くの物が残っている場合があります。

さらに、 仏壇、 思い出の品、 重要書類などが含まれていると、 単純に処分するだけでは進められません。

家族だけでは体力的に難しい、 遠方なので何度も通えないという場合もあります。

片付けは「全部捨てること」ではありません。
残す物、 確認が必要な物、 不要な物を分けるところから始めます。

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③ 売りたいけれど売れない

売却
「売れない理由」を分けて考える

空き家の売却しやすさは、 立地、 土地の条件、 建物の状態、 価格、 地域の需要などによって異なります。

また、 残置物、 相続関係、 接道など、 売却前に確認すべき問題がある場合もあります。

一社で取り扱いが難しいと言われても、 すべての売却可能性がなくなるとは限りません。

「立地の問題」と「改善できる問題」を分けて考えることが重要です。

空き家が売れなかった理由ランキングを見る →

④ 遠方に住んでいて対応できない

遠方管理
「現地へ行けない」こと自体が大きな負担になる

実家と現在の居住地が離れていると、 空き家の管理が難しくなります。

草木、 建物の状態、 郵便物、 災害後の確認など、 現地で確認しなければ分からないこともあります。

さらに、 片付け業者や不動産会社との現地対応、 鍵の受け渡しなども負担になります。

遠方の空き家では「誰が現地確認を担当するか」を決めることが重要です。

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⑤ 0円でもいいので手放したい

0円譲渡
「売却価格」より「所有負担を終わらせたい」

通常の売却が難しい場合、 「利益はなくてもいいので手放したい」 と考える所有者もいます。

そのようなときに検討できる方法の一つが、 0円譲渡や空き家マッチングです。

売買価格を付けず、 その空き家を必要としている人へ 引き継ぐ方法です。

0円譲渡でも手続きが不要になるわけではありません。
所有権移転、 契約、 登記、 税金などについて確認する必要があります。 個別の権利・税務については専門家へ確認してください。

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⑥ 相続人同士で意見がまとまらない

相続・共有
「家をどうするか」の前に所有関係を整理する

実家を兄弟姉妹などで相続すると、 売却するのか、 残すのか、 誰が管理費用を負担するのかなど、 意見が分かれることがあります。

また、 相続登記が終わっていない、 共有名義になっている、 相続人と連絡が取れないなど、 権利関係の確認が必要になる場合もあります。

共有不動産について必要となる同意や手続きは、行う内容によって異なります。
相続・共有・登記について判断が必要な場合は、 司法書士や弁護士などへ確認してください。

⑦ 解体するかどうか悩む

解体
「壊すこと」ではなく「解体後」まで考える

建物が古い場合、 解体を検討することがあります。

ただし解体費用は、 構造、 規模、 立地、 道路状況、 残置物などによって異なります。

また、 解体した後に土地をどうするかも重要です。

解体前に、現状のまま売却・譲渡できる可能性も確認しましょう。
一度建物を解体すると元に戻すことはできません。

空き家解体の記事を見る →

⑧ お金の負担が大きい

費用
一つひとつは小さくても、所有期間中は負担が続く

空き家では、 固定資産税だけでなく、 物件によってさまざまな費用が発生することがあります。

  • 固定資産税などの税金
  • 草刈り・庭木管理
  • 建物の修繕
  • 遠方からの交通費
  • 片付け費用
  • 解体を行う場合の費用

どれだけ費用がかかっているかを把握しないまま、 何年も所有し続けてしまう場合があります。

「今までいくらかかったか」だけでなく、「これから何年保有するのか」も考えてみましょう。

実際には複数の悩みが重なっている

空き家の問題は、 一つの悩みだけで完結しているとは限りません。

たとえば、

遠方にある実家を相続

家財が大量に残っている

売却を相談したが進まない

管理費用が続く

0円でも手放したい

というように、 一つの空き家に複数の問題が 連続して発生することがあります。

だからこそ、 「片付けだけ」 「不動産だけ」 と切り離して考えるのではなく、 空き家全体の状況を整理することが重要です。

何から進めればいいか分からない方へ

片付けなのか。
相続なのか。
売却なのか。
管理なのか。
解体なのか。
0円譲渡なのか。

最初からすべてを決める必要はありません。 まず現在の状況と希望を整理するところから始めましょう。

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悩み別の相談先

空き家・実家を片付けたい

家財や残置物が多く、 家族だけで片付けるのが難しい方へ。

空き家片付けセンター →
0円でも手放したい

通常の売却が難しく、 次の利用者を探したい方へ。

空き家マッチングセンター →
何から始めるか分からない

問題が複数あり、 どこから整理すればよいか分からない方へ。

空き家の相談窓口 →
まとめ|空き家は「問題を分けて考える」と進めやすい

空き家所有者が抱える悩みは、 片付けだけでも、 売却だけでもありません。

何から始めるか分からない。
家財を片付けられない。
売れない。
遠方で管理できない。
0円でも手放したい。
相続人の意見がまとまらない。
解体するか迷う。
費用負担が大きい。

こうした問題が複数重なっていることがあります。

そのため、 最初から「売る」「壊す」と決めるのではなく、 現在の空き家がどの状態にあるのか を整理することが第一歩です。

状況を整理したうえで、 片付け、 管理、 売却、 相続手続き、 解体、 0円譲渡などを比較すると、 自分に合った出口を見つけやすくなります。

※本記事は、空き家に関する相談で生じやすい悩みを整理したものです。 個々の物件の状態、権利関係、税金、相続、売却、解体などの条件は異なります。 専門的な判断が必要な場合は、内容に応じた専門家へご確認ください。