空き家のシロアリ問題 放置するとどうなる?
長期間使われていない空き家では、シロアリ被害が進んでいても、 所有者が気づかないまま時間が経過してしまうことがあります。
特に湿気・雨漏り・木材の腐朽・換気不足などがある建物では注意が必要です。 空き家を所有しているなら、被害が大きくなる前に建物の状態を確認することが重要です。
「空き家だからシロアリが発生する」という単純な話ではありません。 重要なのは、建物にシロアリが侵入しやすい環境ができていないか、 そして被害を長期間発見できない状態になっていないかという点です。
空き家でシロアリ被害に注意したい理由
人が暮らしている住宅では、床の違和感や羽アリ、雨漏りなど、 建物の異常に比較的早く気づくことができます。
しかし空き家の場合、数か月あるいは数年間、 建物内部を十分に確認しないケースもあります。
その間にシロアリ被害や木材の腐朽などが進んでしまうと、 久しぶりに家へ入ったときには建物の状態が大きく悪化している可能性があります。
シロアリ被害につながりやすい空き家の状態
屋根や外壁から雨水が入り、木材が湿った状態が続いている場合は注意が必要です。
床下などに湿気がたまりやすい状態になっていないか確認します。
水分によって木材が傷んでいる場合、シロアリだけでなく建物そのものの劣化にも注意が必要です。
異常が起きても発見できない期間が長くなることが、空き家特有の問題です。
シロアリ被害で見られる主なサイン
専門家による調査を行わなければ判断できないケースもありますが、 建物を確認するときには次のような変化に注意します。
- 床を歩いたときに沈む、ふわふわする
- 柱や木材に不自然な傷みがある
- 木材をたたいたときに空洞のような感じがする
- 床下や基礎付近に蟻道のようなものがある
- 建物周辺や室内で羽アリを見かける
- 雨漏りや水漏れが長期間続いている
ただし、これらの症状だけでシロアリ被害と断定することはできません。 気になる状態がある場合は、専門業者などによる確認を検討しましょう。
空き家のシロアリ被害を放置するとどうなる?
シロアリ被害を長期間放置すると、 柱や土台などの木部が傷み、修繕する範囲が大きくなる可能性があります。
さらに空き家では、シロアリだけでなく雨漏り、湿気、カビ、 給排水設備の劣化、雑草や樹木の繁茂など、 複数の問題が同時に進行することがあります。
空き家を今すぐ売却する予定がなくても、 建物の状態を把握しておくことで、その後の選択肢を考えやすくなります。
空き家のシロアリ対策
所有している空き家については、次のような方法で状態を確認していきます。
シロアリ被害のある空き家は売却できる?
シロアリ被害があるからといって、 必ずしも空き家を手放せないわけではありません。
建物の状態や土地の価値、立地、修繕の必要性などによって、 売却できる可能性は変わります。
重要なのは、建物の状態を確認し、 把握している不具合などについて適切に情報を整理したうえで 売却方法を検討することです。
立地や建物の状態によっては、売却だけでなく、 活用、空き家バンク、空き家マッチング、0円譲渡、 引取り、解体などを検討することもできます。
遠方にある実家は特に注意
相続した実家が県外にあるなど、 所有者が空き家から離れた場所に住んでいるケースは珍しくありません。
「年に一度しか行かない」 「数年間、中へ入っていない」という状態では、 シロアリだけでなく建物のさまざまな異常を発見するのが遅れる可能性があります。
自分で定期的に確認できない場合は、 家族や近隣の協力、管理サービスなども含めて、 誰が空き家の状態を確認するのかを決めておくことが大切です。
空き家とシロアリのよくある質問
空き家になったこと自体が直接の原因とは限りません。 ただし、建物を確認する機会が減ることで、雨漏りや湿気、 シロアリ被害などの発見が遅れる可能性があります。
被害の程度によって異なります。 まず建物の状態を確認し、修繕、売却、活用、解体などの選択肢を比較することが重要です。
建物や土地の状態、立地などによって異なります。 被害があることだけを理由に売却できないとは限りません。 状態を把握したうえで売却方法を検討しましょう。
まとめ|空き家はシロアリ被害の「早期発見」が重要
空き家では、シロアリ被害そのものだけでなく、 異常が起きても長期間気づけないことが大きな問題になります。
特に相続した実家や遠方の空き家は、 誰も建物を確認しない状態を長期間続けないことが重要です。
まず現在の建物の状態を確認し、 管理を続けるのか、売却するのか、活用するのか、 あるいは別の方法で手放すのかを早めに整理していきましょう。
空き家を、このままにしないために
売却・活用・管理・空き家バンク・0円譲渡・引取りなど、
空き家には状態や事情に応じたさまざまな選択肢があります。


