空き家を安く買う方法|
格安物件の探し方・購入前の注意点を解説
「できるだけ安く家を買いたい」
「地方の空き家なら安く買えるのでは?」
「100万円以下の空き家を探している」
このような方にとって、 空き家は住まいやセカンドハウス、 DIY、移住などの選択肢になることがあります。
ただし、空き家は 販売価格だけを見て「安い」と判断しないこと が非常に重要です。
この記事では、格安の空き家を探す方法から、 購入前に確認したい建物・土地・残置物・修繕費などの ポイントまで解説します。
空き家は本当に安く買える?
空き家の中には、 一般的な中古住宅と比較して 低い価格で募集されている物件があります。
特に人口の少ない地域や、 築年数が古い住宅、 長期間利用されていない住宅などでは、 価格を抑えて募集されることがあります。
さらに、所有者が売却価格よりも 「管理負担から離れたい」 「誰かに使ってほしい」 と考えている場合には、 非常に低い価格や0円で譲渡されるケースもあります。
建物の修繕、残置物の片付け、登記など、 取得後に必要となる費用まで含めて考えることが大切です。
空き家を安く買う5つの探し方
自治体などが地域の空き家情報を掲載している 空き家バンクから探す方法です。 地域を決めて探したい場合に確認しておきたい方法です。
中古戸建てなどの条件で価格を絞り込み、 低価格の住宅を探す方法があります。
地方の不動産会社が、 地域の中古住宅や古家付き土地などの情報を 持っている場合があります。
売却が難しい空き家について、 所有者が0円で譲渡希望者を募集していることがあります。
一般の不動産市場とは異なる方法で、 空き家を手放したい所有者と 使いたい人をつなぐ仕組みから探します。
空き家バンクだけ、不動産サイトだけではなく、 複数の方法を組み合わせて探すことで 選択肢を広げられます。
① 空き家バンクで格安物件を探す
空き家を探す方法として、 まず確認したいのが空き家バンクです。
空き家バンクは、 自治体などが地域内の空き家情報を登録・紹介する仕組みです。
売買物件だけではなく、 賃貸物件などが掲載されている場合もあります。
なお、空き家バンクに掲載されているからといって、 建物の状態まで保証されているとは限りません。
気になる物件を見つけたら、 現地確認や契約条件の確認を行うことが重要です。
老朽化、雨漏り、シロアリ、残置物、 土地・登記など、 購入前に確認したいポイントを別の記事で解説しています。
空き家バンクのトラブル・注意点を見る →② 不動産サイトで価格を絞って探す
一般的な不動産ポータルサイトでも、 中古戸建てや古家付き土地などから 低価格の物件を探せます。
検索するときは、 価格だけではなく、 次の条件も一緒に確認します。
- 土地面積・建物面積
- 築年数
- 建物の状態
- 接道状況
- 再建築の可否
- 上下水道などの設備
- 残置物の有無
- 交通・生活環境
価格が低い物件には、 老朽化、立地、接道、修繕の必要性など、 何らかの理由がある場合があります。 価格だけで判断せず、その理由を確認しましょう。
③ 地域の不動産会社から探す
購入したい地域が決まっている場合は、 その地域の不動産会社へ相談する方法もあります。
特に地方では、 大手の不動産ポータルサイトだけを見ていると 希望する空き家が見つからない場合があります。
「○○市周辺で古い家を探している」
「価格を抑えた戸建てを探している」
「DIYできる空き家を探している」
など、希望条件を具体的に伝えておくとよいでしょう。
④ 0円で譲渡される空き家を探す
空き家の中には、 販売価格を付けて売却するのではなく、 0円で譲渡希望者を探している物件 もあります。
背景には、 所有者が固定資産税や管理、 草刈り、除雪、老朽化などの負担を抱えており、 売却価格よりも 「空き家を手放すこと」を優先しているケースがあります。
ただし、 0円だからといって 取得に関するすべての費用が0円になるわけではありません。
無料・0円で譲渡される空き家の探し方や、 取得前に確認したい残置物、修繕、登記などの ポイントを詳しく解説しています。
0円の空き家の探し方・注意点を見る →空き家マッチングセンターでは、 空き家を手放したい所有者と、 空き家を使いたい人をつなぐ取り組みを行っています。
「できるだけ安い空き家を探したい」
「0円譲渡物件を探している」
「地方で使える空き家を探したい」
という方は、 現在募集されている空き家も確認してみてください。
空き家マッチングセンターで物件を探す →「100万円以下」だけで空き家を選ばない
格安空き家を探していると、 「100万円以下」 「50万円」 「10万円」 といった価格に目が向きやすくなります。
しかし、 購入価格だけで判断すると、 取得後に想定以上の費用が必要になることがあります。
| 確認する費用 | 主な内容 |
|---|---|
| 物件価格 | 土地・建物そのものの購入代金。 |
| 契約・登記関係 | 契約や所有権移転などに伴う費用を確認します。 |
| 修繕費 | 屋根、外壁、水回り、床、設備など、 建物状態によって必要になります。 |
| 残置物 | 家具・家電・生活用品などが残っている場合、 片付け費用が必要になることがあります。 |
| 維持管理 | 草刈り、除雪、庭木、建物管理など、 取得後も継続的な費用が発生する場合があります。 |
| 税金など | 不動産取得や所有に関連する税負担などを確認します。 |
物件価格だけではなく、 実際に使える状態にするまでの総額で比較しましょう。
格安空き家を購入する前に確認したい9項目
1.建物の老朽化
屋根、外壁、床、柱などに 大きな傷みがないか確認します。
2.雨漏り
天井や壁のシミなどを確認し、 雨漏りの形跡がないか見ます。
3.シロアリ・腐食
木造住宅では、 床下や柱などの状態も重要です。
4.水回り
キッチン、トイレ、浴室、 給排水設備などが使用できる状態か確認します。
5.残置物
家具・家電・生活用品などが残っている場合、 誰が処分するのかを確認します。
6.土地と境界
土地の範囲や境界について、 確認できる資料などを整理します。
7.接道と再建築
現在建物があるからといって、 将来同じように建替えできるとは限りません。
8.登記・所有関係
現在の所有者や土地・建物の登記状況を確認します。
9.周辺環境
道路、買い物、医療、交通、 積雪など、実際に利用するときの生活環境も確認しましょう。
残置物がある格安空き家はどう考える?
長期間空き家になっている住宅では、 家具や家電、布団、食器などが そのまま残っていることがあります。
購入前に、 残置物を売主が撤去するのか、 買主が引き継ぐのか を確認することが重要です。
片付け費用も含めて、 物件取得後の総費用を考える必要があります。
空き家の家財や残置物の片付けについては、 空き家片付けセンターでも相談できます。
空き家片付けセンターへ相談する →安い空き家が向いている人
自分で手を入れながら、 時間をかけて住まいを作りたい人。
住宅費を抑えながら、 地方での生活を検討している人。
休日や季節ごとの滞在場所として 空き家を活用したい人。
安さだけで判断せず、 修繕や維持管理まで考えて購入できる人。
地方移住を目的に空き家を探す場合は、 物件価格だけでなく、 交通、買い物、医療、雪、草刈りなど、 実際の暮らしまで考えて選ぶことが重要です。
田舎の空き家の探し方から、 購入費用、移住前に確認したいポイントまで まとめて解説しています。
田舎の空き家を買って移住する方法を見る →格安空き家を探して購入するまでの流れ
格安空き家についてよくある質問
空き家を安く買う方法は、 不動産サイトだけではありません。
空き家バンク、不動産会社、0円譲渡、 空き家マッチングなど、 複数の方法から探すこと がポイントです。
一方で、 50万円や100万円などの格安物件を見つけても、 それだけで「安い家」と判断することはできません。
物件価格 + 契約・登記関係 + 修繕 + 残置物 + 維持管理
まで含めて考えることが大切です。
また、田舎暮らしや地方移住を目的に購入する場合は、 住宅そのものだけではなく、 交通、買い物、医療、雪、草刈りなど 「その地域で実際に暮らせるか」 という視点でも確認しましょう。
田舎への移住を考えている方は、 田舎の空き家を買って移住する方法 も参考にしてください。
0円物件や一般市場では見つけにくい空き家を探している方は、 空き家マッチングセンターの募集物件も確認してみてください。
空き家マッチングセンターで物件を探す →※本記事は一般的な情報提供を目的としています。 空き家の売買、無償譲渡、契約、登記、税金、 接道、再建築、農地などの取り扱いは、 物件や地域、当事者の状況によって異なります。 具体的な購入・契約を検討する場合は、 不動産会社、司法書士、税理士、自治体など、 内容に応じた専門家へご確認ください。


